IC・トランジスタで出来たコンピューターを設計・製作するためのブログ

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PicoCalc用MachiKaniaの紹介 [MachiKania]

2025年8月16日

MachiKania が、ver 1.6 から、ClockworkPi 社の PicoCalc で使えるようになりました。

20250809-picocalc-photo.png

ResTouch 版と同じく、こちらもはんだ付けなしで、MachiKania を走らせることができます。

ResTouch用MachiKaniaの紹介 [MachiKania]

2025年8月16日

MachiKania が、ver 1.6 から、Waveshare 社の Pico-ResTouch-LCD-3.5 で使えるようになりました。

20250809-restouch-running.png

これにより、一切半田付けなしで、MachiKania が楽しめるようになりました。

MachiKania type P/PU ver 1.6.0を公開 [MachiKania]

2025年8月16日

MachiKania type P/PU ver 1.6.0 を公開しました。

https://github.com/machikania/phyllosoma/releases/tag/Ver1.6.0

今回の更新の目玉は、以下の通りです。

・LCD用のコードエディターで、予約語・文字列・コメントの色付けに対応
Waveshare Pico-ResTouch-LCD-3.5に対応
ClockworkPi PicoCalcに対応
・IPSタイプのLCDに対応
・ボタン操作を、キーボードでもエミュレートできるようにした
・AVI動画ファイルの再生ができるようになった(Type PUのみ)

20250810-editor.png

GitHub リリースページはこちら
Type P 公式ホームページはこちら
Type PU 公式ホームページはこちら

MachiKania type PUで動画再生、その3 [MachiKania]

2025年5月24日

MachiKania type PUでの動画再生について。この記事では、音声付き動画の再生方法と、使用するWAVファイルの作成方法について述べる。

250519-withSound.png

MachiKania type PUで動画再生、その2 [MachiKania]

2025年5月24日

MachiKania type PUでの動画再生について。この記事では、使用するAVIファイルの作成方法について述べる。

MachiKania type PUで動画再生 [MachiKania]

2025年5月24日

MachiKania type PU ver 1.5.2 では、CPU のクロック周波数の変更が可能になり、従来の 157.5 MHz だけではなく、クロックアップした 315 MHz でも実行できるようになった。また、ビデオ表示の際、描画と表示のデーターバッファーを使い分けることができるようになったので(ダブルバッファリング)、スムーズな画像表示も可能になった。

加えて、ver 1.6.0 以降ではファイルシステムの動作周波数もクロックアップできるようになるので、より高速なファイルアクセスが行える。
(注:ver 1.6.0 は、2025年8月に公開しました 2025年5月24日現在、ver 1.6.0 は未公開です。GitHub レポジトリーのプロダクションブランチのソースコードからビルドするか、こちらのバイナリーを用いてください。PLAYAVI クラスは、ここにあります

これらの向上した機能を用いて、MachiKania type PU で動画を再生することができるようになったので、メモ。主に、RP2350 を搭載した、Raspberry Pi Pico 2 を用いる。

typePUmovie.png
動画は、こちら

MachiKania type P/PU ver 1.5.2を公開 [MachiKania]

2025年4月11日

MachiKania type P/PU ver 1.5.2 を公開しました。
https://github.com/machikania/phyllosoma/releases/tag/Ver1.5.2

今回のバージョンアップの目玉は、以下の通りです。

・Raspberry Pi Pico 2 W に対応した
・CPU のクロック速度を変更できるようにした
・Type PU で、横幅80文字モードで起動できるようにした
・Type PU で、描画用と表示用に、別々の RAM 領域を使えるようにした

polygon.png

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Raspberry Pi Pico用のC/C++ビルド環境を構築する [Raspberry Pi Pico]

2025年3月15日

この記事(というか、自分用のメモ)では、Windows PC に、Raspberry Pi Pico 用の C/C++ で書かれたプログラムをビルドする環境を方法について述べる。例として、MachiKania のソースコードからビルドする方法について述べるが、他の Raspberry Pi Pico 用のプログラムでも同じであり、また、Pico 2, Pico W, Pico 2 W にも対応できる。

Raspberry Pi Pico 用のソースコードからビルドするには、VS code の extension を用いる方法があるが、私自身がその extension の中身をよく理解しておらず、どういう操作を行っているか分からないので、使っていない。この記事でも、VS code は使わず、必要なソフトウェアーを個々に揃えて利用する方法をとる。

success.png
(画像は、ビルドに成功した時のスクリーンショット)

MachiKaniaの「auxcode」機能について [MachiKania]

2025年3月2日

MachiKania の ver 1.4 からは、「auxcode 機能」が使える。これは、C で書かれたコードを、MachiKania 本体に追加で取り込んで使うための機能である。

MachiKania では、BASIC で様々なことを行う機能を提供してきた:

1.液晶ディスプレイや NTSC ビデオに、(日本語を含む)文字やグラフィックスを容易に表示
2.キーボードを接続して、BASIC コードを編集しながら実行する、スタンドアローンPCとしての機能
3.SPI・I2C・UART などの I/O 機能を、BASIC コードから容易に使用する方法を提供
4.複雑な動作を行うコードを、容易に利用するためのクラスライブラリーを提供

ここで書いた3の部分は、MachiKania 本体で提供、4の部分はクラスで提供している。ほとんどのクラスが BASIC で書かれているが、いくつかは C で書かれたコードを BASIC から呼び出す形をとっている(方法1方法2)。

C で書かれたコードの中には、容易に MachiKania から呼び出すように修正できるものもあれば、そういったことが非常に難しいものがある。例えば、RP2040 の PIO 機能を使ったものは、BASIC で利用できるように実装するのは非常に難しい。

「auxcode 機能」は、そういった C のコードを MachiKania で実行できるようにするものだ。「auxcode 機能」を使うには MachiKania 本体のビルドが必要になるが、どうしても必要な機能を MachiKania に取り込むのには汎用性が高いと言える。
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