Jeans & Development コンピューターのことなどを綴ったメモ (旧：目から鱗 w/SQLite)

新年に何で時計かとお思いになるかもしれませんが、深い意味は有りません。2009年末の大掃除のときに、片付けてあった祖父の時計を出してきて、壁に取り付けました。

この時計は私が生まれる前から祖父の家にあったものです。私が赤ん坊のころ、まだほとんど話ができなかったころに、『ボン　何時？』と親や祖父母に時間を聞いていたという（もちろん、本人はそのことを覚えていない）、思い出の品です。祖父が他界したときに、譲り受けました。

盤に『AICHITOKEI 21 DAY』の文字が見えます。ねじを巻けば、今でもちゃんと動きます。振り子下のねじを微妙に調整することで、正確に時を刻むことができる仕組みです。何日もかけて辛抱強く調整すれば、一日の誤差を１０秒以内にすることが多分できると思います。今は一日に３０秒ほどずれますが、誤差という点では実用上まったく問題ありません。

どういう仕掛けになっているのかわかりませんが、１時には一回、２時に二回、１２時に１２回、『ボ～ン』と鳴ります。１時半とか２時半とかにも一度、鳴ります。コンピューターも何もなかったときのこの仕組みは、本当に凄いです。小学生や中学生のときに譲り受けなくてよかったです。もしそのころ手にしていたら、間違いなく分解して、その後どうなっていたことか（笑）。