MachiKania

MachiKania type P/PU ver 1.6.0を公開

2025年8月16日

MachiKania type P/PU ver 1.6.0 を公開しました。

https://github.com/machikania/phyllosoma/releases/tag/Ver1.6.0

今回の更新の目玉は、以下の通りです。

・LCD用のコードエディターで、予約語・文字列・コメントの色付けに対応
Waveshare Pico-ResTouch-LCD-3.5に対応
ClockworkPi PicoCalcに対応
・IPSタイプのLCDに対応
・ボタン操作を、キーボードでもエミュレートできるようにした
・AVI動画ファイルの再生ができるようになった(Type PUのみ)

20250810-editor.png

GitHub リリースページはこちら
Type P 公式ホームページはこちら
Type PU 公式ホームページはこちら

コードエディターでの色付け

エディターでの BASIC ソースコードの表示・編集の際、予約語・文字列・コメントに色付けがされるようになりました。これにより、ソースコードが見やすくなりました。色は、予約語に青、文字列に赤、コメントに緑と、一般的なソースコードエディターと似せた色にしました。

ただし、type PUはこの色付けは対応していません。NTSC ディスプレイの場合、色を付けると逆に読みにくくなったりするからです。ですので、type PUの場合は、今まで通り白黒のディスプレイでソースコードを編集してください。

ResTouch 及び PicoCalc に対応

Waveshare 社の Pico-ResTouch-LCD-3.5 と、ClockworkPi 社の PicoCalc で、MachiKania が使えるようになりました。従来、何らかの電子工作をしないと MachiKania が使えませんでしたが、これらのガジェットへの対応により、半田付けを一切することなく MachiKania を楽しめるようになりました。

ResTouch 対応についてはこちらの記事に、PicoCalc 対応についてはこちらの記事に、それぞれ詳細を書きましたので、詳しくはそれらの記事をご覧ください。

IPSタイプのLCDに対応

従来の MachiKania を IPS タイプの LCD で使うと、色が反転した状態で表示されていましたので、それに対応しました。IPS-LCD をお使いの場合は、MACHIKAP.INI で、「LCDINVERT」のコメントを外して、有効にしてください。

ボタン操作をキーボードでエミュレート

MachiKania は、ボタン操作でゲームを楽しんだりすることができます。今回の更新では、ボタンが無くてもキーボードが接続されていれば、ボタン操作と同じことができるようにしました。必要な場合は、MACHIKAP.INIで、「EMULATEBUTTONUP=」等の行のコメントを外して有効化し、右にキーコードを指定してください。特定の キーの仮想キーコードを知りたいときは、次のBASICプログラムを実行して、キーを押せば、表示されます。

DO:PRINT INKEY():LOOP

AVI動画ファイルの再生

Type PU では、AVI 動画ファイルを再生できるようになりました。そのための、PLAYAVI クラスを追加しました。この、AVI 動画ファイルの再生については別に記事を書きましたので、そちらを参照してください。

MachiKania type PUで動画再生
MachiKania type PUで動画再生、その2
MachiKania type PUで動画再生、その3

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